Vägmärken

自分の考えを整理しながら、何かポジティブな影響を読者に与えられたら。そんな想いで書いてます。

留学の振り返り②

こんばんは、そらです。

 

前回の「留学の振り返り① - Vägmärken」では、私の留学の目的、フィリピンを選んだ理由について書きました。ざっと振り返ると、

①英語運用能力を向上すること

②現場の視点から開発について勉強すること

の2つが主なものです。

 

前段階で終わってしまったので、今回はいよいよ留学中のことについて書いていきたいと思います。

 

 

留学は自分と向き合う時間

留学の目的とした2つのほかに、留学中にしたいことがありました。それは「いろんな事柄について考え自分の意見を持つこと」。

性格的に(?)予定を詰めがちな自分は、これまでゆっくりと思索にふけるようなことは、あまりありませんでした。ただ、留学中は授業がすべて外国語ということで、予習復習も考えて授業時数は少なめにするつもりでした。

以前留学された先輩から、「留学中は暇な時間がいっぱいあるけど、普段忙しくてなかなか出来ないから、その時間にとことん自分と向き合うといいよ」と言われていたので、「よし、やるぞ!」と。

 

また、留学中はそれまでと全く異なる環境に身を置くことと、自分が将来携わりたいと考えている開発の問題に真正面から向き合うことから、自分の将来や、これまであまり考えたことのなかった事柄について、考えるきっかけは自然と多くありました。

 

 

「人に頼る」ということ

その一つ目が、これです。

異国の地で、元からの友達は1人もいないなか、外国人との共同生活。食事、言語、慣習、宗教……何もかもが違う環境で、その生活に慣れ、さらに友達と仲良くなるまでは、ほとんど常に気を張った状態でした。はじめはルームメイトに対しても警戒心があって、財布を枕の下に敷いて寝た、なんてこともありました笑。

最初の2週間くらいは、ホームシック(家というより日本に帰りたかったからジャパンシック?笑)になり、「あと130日」とかそんな段階から帰国までの日数をカウントダウンしてましたね〜

SNS上ではマイナスな発信は出来るだけ避けるようにしていましたが。

 

究極に心が沈んだとき、私は日本の友達と電話をすることで気持ちを安定させていました。(ちなみに最初の2週間が終わるころには、フィリピンでの生活を楽しめるようになって、その点では電話の必要もなくなりました)

 

「せっかく留学してるのに」って思う人はいるかもしれないし、人に頼ることは「自立していない」あまり良くないこととされる風潮があります。「きのう辛すぎて、日本の友達に電話しちゃったんだよね」って、悪いことでもしたように話す他の日本人留学生もいました。でも私は、

<<人に頼ることの何がいけないんだろう>>

って考えていました。自立しないと将来的に困るよ云々……って誰かが言うのを聞いたことがあるけれど、将来も落ち込むことがあったら、また人に頼れば良くないか!?って思うんです。自分が犯罪でもしてみんなに愛想尽かされない限り、そのときその時で頼れる人はいるだろうって。

 

もちろん、何でもかんでも人に頼っているようでは話にならないし、その人にも迷惑ですが、本当に弱ったときは強がらずに、人を頼っていいと思います。「頼る」って、その人を信頼していたり仲が良かったりしないと出来ないことだから、私が逆の立場なら人に頼られて迷惑だとは思わないし、頼られるのは嬉しいもの!お金の無心だけは例外ですが笑。

 

留学に関連して考えたことなのでここに共有しましたが、これは留学に限らず日常どんな場面でも当てはまることだと思います。

辛いことは、自分で抱え込まずに人を頼ってください。

 

なんの話だという感じですが、今回はここら辺で笑。

受験生の皆さん、センター試験応援しています💪

 

 

そら