Vägmärken

自分の考えを整理しながら、何かポジティブな影響を読者に与えられたら。そんな想いで書いてます。

卒業&就職しました

先日、国際開発学の学位を取得して大学を卒業し、4月から新社会人になりました🌸

 

しばらくブログでのアウトプットを放ったらかしてしまっていましたが、人生の節目を迎えて、ひっそりと就職先を決めた経緯を書き残しておこうと思います。

そして、考えたこと・感じたことを言語化して残すため、ブログを再開します。負担になっちゃうと続かないので、マイペースに、でもそれなりの頻度でやっていけたらなぁと思います☺︎

 

 

社会人の最初のステージには、医療業界を選びました。これには大きく3つの要因があるのかな〜と思っています。

 

1. 両親が製薬企業に勤め、姉が看護師で、医療が身近な環境であった

無意識のうちに、「人の命・健康を守る」仕事に尊敬や憧れの思いを持つようになっていたようです。

 


2. 大学2年次の留学で外から日本を見て、やっぱり自分は日本が大好きなんだな〜と気付いた

日本の良さを再認識するとともに、それを今後も受け継いでいくには、日本の直面する、少子高齢化とそれに伴う社会課題を何とかしなければ、と思いました。
そしてそれは、国際開発学を専攻した理由である、「国際協力の道に進み世界に貢献したい」という思いとも矛盾しないと気付きました。少子高齢化は、長年一人っ子政策を行ってきた中国や、今は若年人口が多い東南アジアも将来的に直面する問題で、日本でその解決に向けた知見が得られれば、世界への貢献にもつながるところがあるのでは、と考えています🌍

 


3. コロナ禍で医療マネジメントの重要性を実感した

日本は、人口あたりの病床数でOECD諸国トップなど、決して医療体制が整っていない訳ではありません。かつ、欧米諸国と比べると感染者数は桁違いに少ないにも関わらず、医療体制が逼迫していたのは、そうした医療設備や病床などのマネジメントに改善の余地があるのではないかと考えました。

 

 

就活中、自己分析や業界研究をしながらそんなことを考えていた折に、たまたま『「国境なき医師団」を見に行く』(いとうせいこう著、講談社)という本を読んで、国境なき医師団にも医療の有資格者(医師、看護師)以外の方々が多いことを知りました(むしろ半数以上だと書いてあったような…記憶が曖昧ですが)。
確かに、医師や看護師も、そこに病院があって、薬や医療機器がなければ、医療を提供することは難しい。改めて考えてみて納得。

国境なき医師団のような、「医療分野での国際協力」という道も視野に入れて、医療現場の後方支援というか物流面?に携われる、医療商社、医療コンサルなどを受け、晴れて就職することができました✨


医療材料・医薬品・医療機器の流通・管理がこれからの主な業務内容になります。

きのう入社式で配属発表があり、1ヶ月の研修ののち、5月からは札幌配属です❄️社会に貢献できる人材になれるよう精進して参ります!

留学の振り返り⑥ 最終回

あっという間に、帰国してから1年が経ってしまいました。

留学中のことについて、ブログで書きたいことはたぶんもっとあったけど、時間経ちすぎちゃったし、今回で終わりにしようと思います。

中途半端ですみません🙇‍♂️

 

最後に、世界はこんな状況(新型コロナウイルス感染症)ですが、留学生活のアドバイスのようなことを書き残しておきます。

いやむしろ、こんな状況だからこそ、留学経験者の多くは大学を卒業して、周囲であまり留学の話を聞くことはできなくなると思うので、今後留学したいなと思っている大学生にとって、少しでも参考になれば幸いです(^^)

 

1. 留学の目的をしっかり持つこと!

「留学すること」それ自体が目的になっている人をたびたび見かけます。もちろん、慣れ親しんだ環境から離れて、異なる環境で過ごすことそれ自体から得られる学びは大きいです。

ただ、やはり大事なのは、「留学中に何をするか」だと思います。しっかり目的を持って行動すれば、その分だけ得られる学びも多くなると思います✨

 

私の留学の目的は、再三書いた通り、①英語力を向上すること、②現地の視点から開発について学ぶこと、の2つでした。

 

だから、留学中は基本的に毎日、誰か英語話者と夜ご飯を食べるようにしたり、語学学校に通ったりして、英語を話す機会を意図的に作るようにしました。また、たくさん歩き回って人々の生活の様子を見たり、NGOのフィールドワークに参加したり、スラム街を訪れたりしていました。

 

 

2. 記録に残すこと!

どうしても、日本に帰って時間が経つと、留学中に感じたことや学んだことは薄れていってしまいます。

日記でもブログでも何でもいいから、毎日じゃなくて3日おきとか思いついた時だけでいいから、記録に残すことをお勧めします🙌

 

「こんなこともあったなぁ~」と留学中を懐かしむこともできますし笑、何より当時の学びをを思い返して、今後につなげることができます。

 

私は、留学中は毎日、Instagramで日記を付けていました。私よりやや早い時期に台湾に留学してた友達がやっていたのを見て、なんとな〜く初めてみたものです。

日記のおかげで、ネタを探すために周囲のことをより気にかけたり、感じたこと考えたことを言語化して振り返ったりすることができました。今では、留学中に1番やってよかったことかなと思っているレベルです。

 

 

3. 日本人とはほどほどに付き合うこと!

これは前回のブログを見てもらえると嬉しいです。ここでは割愛します🙏

 

 

4. 机に向かうだけが勉強じゃない!

せっかく違う国にいるのだから、大学に通うだけじゃなくて、色んなところを訪れてみると良いと思います。観光も含めて!

その国の良いところや抱える問題、文化や価値観などの理解が深まります。そして、それぞれの場で新しい出会いもあります。

 

私の場合は、スラム街に旅したり、教育系のNGOでボランティアさせてもらったり、はたまた別のNGOのフィールドワークにも参加させてもらいました。他にも、社会起業家の集い、マニラ駐在の日本人が集まるパーティー技能実習生の送り出し機関などを訪れました。

観光でも、教会や博物館、ビーチ、中華街、ショッピングモール、クリスマスマーケット、バスケ観戦、映画などなど!

 

誘われたら、予定が重なっていない限りは断らないようにしていました。フィリピンについての理解は、一緒に留学してた人たちのなかでも深い自信があります!

 

 

最後に、留学を終えて

この場を借りて、留学中に支えてくれたすべての人に心から感謝申し上げます。本当に色々な場面で、たくさんの人に励まされ、支えられました。一つひとつの出会いが大切なものです😍

 

コロナが落ち着いて、フィリピンの友人たちに会えるようになるのが楽しみで仕方ありません

 

この留学で得た、たくさんの経験とそこからの学びを忘れることなく、大切に胸に留めて、自分の信じる道をこれからも進んでいこうと思います!

 

そら

留学の振り返り⑤

久々にログインしたら、ずーっと下書きのまま半年くらい眠っていた記事を見つけたので供養しときます!

留学シリーズももうあと1回で終わりかな。

 

ほかの日本人留学生たち

私が留学していたフィリピン大学には、日本人の留学生が30人ほどいました。着いてから「多っ!?」って驚いたのを覚えています。

その中に、フィリピン大学に入学して4年間(大学院生なら2年間)在籍する正規留学生はほんの一握りしかおらず、ほとんどは私と同じ交換留学生でした。

 

交換留学生では、やはり3年生が1番多くて、4年生もある程度いて…でも2年生は私のほかに1人しかいなかったです😭

なので自然とその1人以外はみんな年上でした。「タメ語でいいよ〜」って多くの人は言ってくれたけど、最初はなかなかに難しかった…!

これまで年上の人にタメ語を使ったことがなくて、というか、なんなら年下にタメ語を使われたことも大学に入るまでなくて、これまで型にハマっていたというか、慣れてなかったんです😅

 

慣れてしまえば何てことなかったですけどね!もちろん、タメ語でいいって言ってくれた人以外には敬語でしたし、学年が2つ以上違う4年生とかには、どう転んでもタメ語は使えなかったです(笑)

 

f:id:vagmarken:20201006003109j:image

写真は、日本食が恋しくなって、他の日本人と現地の本格お寿司屋さんに行ったときのですね🍣

 

 

留学中、日本人とどう接するか

英語能力の向上が留学の目的の一つだったこともあり、せっかく英語を話すチャンスなのに「日本人で固まっても成長できない」と思って、とくに留学はじめは日本人と関わりすぎないようにしていました。これは留学となると、よく言われることだと思います🗣

 

私も、はじめのオリエンテーション等で、困ったときに頼れる日本人の友達はできたので、それでまぁ充分と思って、あとは英語話者の友達を増やして、彼らと関わる機会を多く持つように心がけていました!

図らずも今回の留学期間中は、留学生用の寮の一部で改修工事をしていたために定員が少なく、私は他の多くの留学生とは別の、フィリピン人学生の多い寮に入っていたので、その機会には恵まれていました✨

 

 

しかし、ある程度過ごしてみて、「留学先で日本人と仲良くなるのも大事だな!」と思うようになりました。

 

まず、留学生ならではの悩みを共有することができる!状況を理解してる人に話すことで心理的に落ち着きますし、そこから、その悩みについての解決策が見つかることもあります。

 

また、授業やインターン先での学び・発見や、生活の中で感じたフィリピンと日本それぞれの良さ・課題など、留学中の経験談を共有することで、自分の視野が広がりました。

 

さらに、友達がその友達を紹介してくれたり、インターン先に連れて行ってくれたり、イベントを案内してくれたりして、新たなつながりがどんどん増えていきました🙌

 

結論。日本人ばかりとつるむのはどうかと思いますが、日本人との繋がりは持っておくできだと私は思います!

 

留学の振り返り④

こんにちは☀️

テストなどで忙しく、1ヶ月ぶりの更新になってしまいました…まぁ誰も気にしてないと思いますが(自虐

おととい、2年生最後のレポートも片付け、いよいよ昨日から正真正銘の春休みを過ごしています🌸

 

さて、今回はフィリピン留学中の人間関係について書いていこうと思います。

 

 

フィリピン人学生

現地の学生とたくさん交流したい!と思っていましたが、これが1番難しかったです。

 

クラスメイトはみんな次の授業があるし、授業が終わったらすぐ教室からいなくなってしまう。自分の日本での行動を振り返ったら、それも当然なんですけどね(笑)

なんせ授業数が、留学生はだいたい3〜4個(ちなみに1授業あたり週に2コマだったので、週6〜8コマ)のなかで、現地の正規生はその3倍近くありましたから✏️

 

前回書いたチューターの人たちと、所属していたサークルの人たちを合わせて、5ヶ月間かなり頑張って、大学でできたフィリピン人の友達は20人いかないくらいでした。

あ、サークルというのは、アニメとかの影響で日本大好きなフィリピン人が集う「日本フィリピン友好サークル」というもので、フィリピン人の友達を作りやすいと聞いていたので、たまに活動に参加してました✨

アニメとかって書きましたが、日本に興味を持ったきっかけは全員が全員アニメでしたね(笑)。私はあまりアニメについて知らない類の人間だったので、色々聞かれても答えられず…🙏

ただ、彼らのアニメ好きは生半可なものじゃなくて、私に限らずどの日本人でも敵わないくらいでした!

 

他の国からの留学生

一方で、他の留学生と関わる機会は十分にありました!

どこか特定の学部への留学ではなく、フィリピン大学への留学という形だったので、オリエンテーション履修登録では「留学生」というカテゴリーに分けられました。

大学の国際課が、何回か留学生の交流イベントを開いてくれたこともあり、留学生の友達はたくさんできました!

 

寮も割と留学生で固められ、私の場合は部屋が4人部屋だったのですが、ルームメイトはインド人🇮🇳、ナイジェリア人🇳🇬、イラン人🇮🇷という超グローバルなメンツでした(笑)!

当然部屋の中でも英語使うし、宗教だったり食習慣だったりで異文化に触れることができて、とっても貴重な経験でした。

こんな形で国籍入り混じって暮らすことなんて今後あるかどうか!

 

ただ、ルームメイトのナイジェリア人とイラン人が反目しあってたのは唯一大変でしたね…(笑)。その2人が言葉を交わしてる姿は5ヶ月間でついに1回しか見ませんでした(それも喧嘩してたとき笑)

 

 

ちょっとここまでで長くなっちゃったので、留学中の日本人との関わりについては次回書きます!

新型コロナウイルスの問題で、この春休みは予定がすっからかんなので、そんなに遅くならずに更新できるかな。

みなさんも手洗いうがいをしっかりして、体調に気をつけてくださいね!!

 

そら

留学の振り返り③

フィリピン大学について

これまで、「フィリピンの大学」としか書いてなかったことに今さら気がつきましたが笑、「フィリピンの東大」とも言われるフィリピン大学に通っていました。

 

f:id:vagmarken:20200125194939j:image

↑フィリピン大学の「メイン」とされる正面の建物

 

さすが、国で1番の大学という感じで、みんな頭が良かった。もちろん知識もたくさん持ってるんだけど、それを基に考える力に長けてるっていうか、それぞれが意見をしっかり持っている。勉強に対する意識も高かったです。

 

キャンパスは東京ドーム100個分の広さで(なんで一般に広さを例えるときに東京ドームを使うのかなぁっていつも思います笑)、

キャンパス内には、いわゆる大学としての機能のほかに、ストリートフード街、銀行、シアター、ホテル、ショッピングモールなどがあります。

 

f:id:vagmarken:20200125195446j:image

上: キャンパスの周回道路、緑がきれいで好き。

下: 大学内のシアター

f:id:vagmarken:20200125195728j:image

 

映像学って訳したらいいんでしょうか、フィルムを勉強する学生がいるので、フィリピンでは多くの大学にシアターがあるらしいです。さすがに公開されたばかりのものは扱っていませんでしたが、かなり安く映画を観ることができます。

 

また、学内にはジプニーという交通機関の路線があるし、学外の人たちもたくさん住んでいて、まるで一つの「町」といった感じです。

 

この、キャンパス内に住んでいる学外の人たちというのは、きちんとした家を持たない貧しい人たちで、金属の板を組み合わせて作ったような簡素な家に暮らしています。国立大学なので、キャンパスは国の土地ということになり、本来は不法行為に当たるのですが、大学側も黙認し、というかむしろ彼らの生活状況などを社会科学の研究対象としている様子も見られました。

 

留学生に対するサポート

私は今回の留学以前にも一度フィリピンに行ったことがあり、生活する上での勝手は多少知っていました。けれど、現地の大学内でのこととなるとそうはいかない。

キャンパス内の施設の場所、学内Wi-Fiの使い方、授業の履修登録……

初めのうちはチューター?の現地の大学生にただ付き従い、分からないことが多くて、何かと質問してばかりでした。

特に履修登録は、オンラインで履修したい科目を申請した後に、その授業の教授の所へ直接行って承認してもらう必要がありました(日本の多く(全部?)の大学みたいにオンラインだけで手続きが済むようにしてほしい…)。

でも、なんせ留学2日目とかで、文字通り学内の右も左も分からない状態だし、上述した通りキャンパスがえらく広いので、それぞれの建物を案内してもらい、丸1日付き添ってもらいました。

留学生も一人ひとり履修科目が違うので、行き先もバラバラ。留学生全員の履修登録を終えるため、その日だけで何人の現地学生が1日を捧げてくれたことか!しかも全てボランティアで。

 

彼らの助けなしでは、私の留学生活は何ともなりませんでした。大きな感謝の気持ちと同時に、これまで、自分の大学への留学生に対して、私が何もしてこなかったことを反省しました。

自分がやってもらったことを、今度は自分もしたい。それが、間接的にでも彼らへの恩返しにもなればいいなと思うし、自分がサポートした留学生が同じように感じてくれたら、良い連鎖が続いていくでしょう。

残り2年の大学生活は、もっと留学生と関わっていこうと思います。

 

そら

留学の振り返り②

こんばんは、そらです。

 

前回の「留学の振り返り① - Vägmärken」では、私の留学の目的、フィリピンを選んだ理由について書きました。ざっと振り返ると、

①英語運用能力を向上すること

②現場の視点から開発について勉強すること

の2つが主なものです。

 

前段階で終わってしまったので、今回はいよいよ留学中のことについて書いていきたいと思います。

 

 

留学は自分と向き合う時間

留学の目的とした2つのほかに、留学中にしたいことがありました。それは「いろんな事柄について考え自分の意見を持つこと」。

性格的に(?)予定を詰めがちな自分は、これまでゆっくりと思索にふけるようなことは、あまりありませんでした。ただ、留学中は授業がすべて外国語ということで、予習復習も考えて授業時数は少なめにするつもりでした。

以前留学された先輩から、「留学中は暇な時間がいっぱいあるけど、普段忙しくてなかなか出来ないから、その時間にとことん自分と向き合うといいよ」と言われていたので、「よし、やるぞ!」と。

 

また、留学中はそれまでと全く異なる環境に身を置くことと、自分が将来携わりたいと考えている開発の問題に真正面から向き合うことから、自分の将来や、これまであまり考えたことのなかった事柄について、考えるきっかけは自然と多くありました。

 

 

「人に頼る」ということ

その一つ目が、これです。

異国の地で、元からの友達は1人もいないなか、外国人との共同生活。食事、言語、慣習、宗教……何もかもが違う環境で、その生活に慣れ、さらに友達と仲良くなるまでは、ほとんど常に気を張った状態でした。はじめはルームメイトに対しても警戒心があって、財布を枕の下に敷いて寝た、なんてこともありました笑。

最初の2週間くらいは、ホームシック(家というより日本に帰りたかったからジャパンシック?笑)になり、「あと130日」とかそんな段階から帰国までの日数をカウントダウンしてましたね〜

SNS上ではマイナスな発信は出来るだけ避けるようにしていましたが。

 

究極に心が沈んだとき、私は日本の友達と電話をすることで気持ちを安定させていました。(ちなみに最初の2週間が終わるころには、フィリピンでの生活を楽しめるようになって、その点では電話の必要もなくなりました)

 

「せっかく留学してるのに」って思う人はいるかもしれないし、人に頼ることは「自立していない」あまり良くないこととされる風潮があります。「きのう辛すぎて、日本の友達に電話しちゃったんだよね」って、悪いことでもしたように話す他の日本人留学生もいました。でも私は、

<<人に頼ることの何がいけないんだろう>>

って考えていました。自立しないと将来的に困るよ云々……って誰かが言うのを聞いたことがあるけれど、将来も落ち込むことがあったら、また人に頼れば良くないか!?って思うんです。自分が犯罪でもしてみんなに愛想尽かされない限り、そのときその時で頼れる人はいるだろうって。

 

もちろん、何でもかんでも人に頼っているようでは話にならないし、その人にも迷惑ですが、本当に弱ったときは強がらずに、人を頼っていいと思います。「頼る」って、その人を信頼していたり仲が良かったりしないと出来ないことだから、私が逆の立場なら人に頼られて迷惑だとは思わないし、頼られるのは嬉しいもの!お金の無心だけは例外ですが笑。

 

留学に関連して考えたことなのでここに共有しましたが、これは留学に限らず日常どんな場面でも当てはまることだと思います。

辛いことは、自分で抱え込まずに人を頼ってください。

 

なんの話だという感じですが、今回はここら辺で笑。

受験生の皆さん、センター試験応援しています💪

 

 

そら

 

 

留学の振り返り①

随分と更新が遅くなりましたが、明けましておめでとうございます⛩

もう2020年ですね!今年もよろしくお願い致します。

 

 

さて、これまで、ブログの中では特に触れていませんでしたが、2019年7月〜12月の1学期間、開発の勉強をしにフィリピンに留学していました。

 

留学をきっかけにブログを始める人が私の周囲に多いなかで、以前書いた通り、私の場合はブログを始めた理由と留学とは特に関係がありませんでした。

留学中は別に日記をつけていたこともあり、これまでとりわけ留学については書いてこなかったのですが、せっかくだし、もう留学は終わってしまったので留学中とは違う視点で、これから何回か留学について書いていきます!

 


そもそもなぜ国際協力の道を選んだか

大学に入学するまで、海外渡航経験はありませんでしたが、テレビで途上国のゴミ山やスラム街の映像を観て、小さい頃から世界の貧困・経済格差問題に興味がありました。

 

f:id:vagmarken:20200110171417j:image

上: 経済格差問題を象徴する写真

下: 皮肉から「ハッピーランド」と呼ばれるスラム地区

f:id:vagmarken:20200110171525j:image

「毎日お腹いっぱいご飯を食べることもできないなんて」

「なんで生まれた環境が違うだけで、こんなにも人生の選択肢が限られてしまうのか」

「どうしてお金持ちはそのお金をこの人たちのために使おうとしないのか」

 

当時はただそんなことを考え、具体的な問題の原因や、世界でどんな解決策が試みられているかも知らずに、将来はこの問題を解決するために働きたいと考えてきました。

これが原点。

NPONGOで働く。現地で政治家になってその国のシステムを変える。……当時の私に思い浮かんだ将来の選択肢はそれくらいのものでした。そんなとき、中学校の先生と話をして色んな選択肢を教えてもらい、その中で「国連職員」という道を勧められました。それ以来、国連職員になることを具体的な目標にしてきました。

 

 

ではなぜ留学先にフィリピンを選んだか

大学に欧米への留学枠もあるなかで、「わざわざ途上国に留学するなんて珍しいね」と多くの人に言われました。欧米へ留学する人に対して引け目を感じることがなかったと言えば嘘になりますが、どこの国・大学で勉強するかより、「留学先で何をするか」の方が重要だろうと思い、あまり気にしていませんでした。

 

今回、フィリピンを選んだのには、主に次の2つの理由がありました。

①英語運用能力を向上すること

 英語はフィリピンで公用語の1つ。小学校から公立校では授業が英語で行われるということもあって、あまり訛りのない英語をほとんどの人が喋れます。これまで私は、"典型的な日本人"という感じで、文法は得意でも会話が全くできず、強烈な苦手意識を持っていました。「外国で英語に囲まれて暮らせば、自ずと話せるようになるだろう」という淡い期待をもっていました。

 

②現場の視点から開発について勉強すること

 国連・JICAの活動現場やスラム街といった、開発の現場のフィールドワークがしたかった。フィリピンなら、大学の開発の授業の中でフィールドワークもあるし、数多くの国際機関やNPONGOが展開していて、現場を見る機会が多くあるだろうと思いました。

 また、フィールドワークに留まらず、教室での授業でも、"途上国"の視点から開発について勉強したいと考えていました。日本で「途上国開発」について勉強していると、無意識のうちにどうしても"先進国"の視点になってしまいがちです。開発の分野ではイギリスが最も有名ですが、その点では日本と同じだろうと思いました。将来的に、海外(特にイギリス)の大学院進学も選択肢として考えているので、それならせめて半年間は、"途上国"の視点から開発について勉強したいなと思いました。
 上述した、小さい頃からテレビで見ていたスラム街などの映像にフィリピンがあったため、代表的な途上国としてイメージしていたというのも、恐らくフィリピンを選んだ理由と関係していると思います。

 

あとは、日本から近いとか、物価が安いとか、授業日程的に成人式に間に合うように帰国できるとか、細かな理由もいくつかありました。

 

 

「留学の振り返り」と題しましたが、留学の前段階まで説明するだけで長くなってしまいましたね(笑)。続きはまた次回以降に書くことにします。

ここまで読んでいただいてありがとうございます😁

 

 

そら